【往還集123】6「短歌の集い 被災圏からの発信」

 「河北新報」歌壇を担当している自分は、被災圏から届く歌の多さと濃密さに圧倒されつづけていた。これまでの震災詠とはちがう何かがあると実感した自分は、検証する場を設けたいと考えてきた。しかし仙台圏は被害がひどく、会場が見つからない。冬になってやっと可能になったので、仙台文学館を借りて「震災詠を考える~被災圏からの発信」を開催することにした。主催は路上発行所、それに実行委員が協力してくれる。
 4月1日(日)13時から15時半。
 第一部は「自作朗読+メッセージ」で、直接の被災者斉藤梢・柿沼寿子・小野寺洋子各氏にお願いした。
 第Ⅱ部は対談「新聞歌壇と震災詠」で花山多佳子氏と自分。
 定員100名。参加費無料。
 目下チラシ作りをしていますが、広くは行き渡らないと思います。関心をお持ちの方は共催先の仙台文学館へお問い合わせください。
TEL022(271)3020
FAX022(271)3044
 (1月21日)