【往還集122】10「ピッツェリア ヴェジタリアーナ アルベロ」

「アルベロ」 ナチュラルな感じの店内。
「アルベロ」の釜。薪でピザを焼いているところ。

 今日は畑に行って、たっぷりと仕事をした。土を起こし、来春へむけて菜種を蒔く。
その帰り、近くにあるピザ専門店「アルベロ」へ。私が最後に勤務したのは広瀬高校、そこのOG高橋(旧姓佐藤)典子さんが、ご主人とともに2年前に開店し た。釜に火を焚いて焼き上げるという、独特のやり方。中心街からはかなり離れた、ほとんど山里といっていい場所なので、はじめはうまくいくかどうか心配し た。
ところが、なにしろ出来立てのピザがとびっきりうまい。しだいに人のしるところとなり、名所にまでなってきた。
店内に入ると、ナチュラルな感じの木製テーブルがならび、その奥に薪を燃やす釜がみえる。
自分は、若い人たちが創意をこらし、熱心に仕事をしている姿が好きなのだ。そこで他の人にも、「白沢(しらさわ:店の所在地)にセンス抜群のピザ屋さんがある、一食の価値大いにあり」とひそかに宣伝している。
(10月18日)