新型コロナ改正特措法がほとんどの野党も抱きこんで、あれあれという間に可決されました。
「国民の生命、健康に著しく重大な被害を与える恐れ
「全国的かつ急速な蔓延により国民生活、国民経済に甚大な影響を及ぼす恐れ」
がある場合という条件はあるものの、事によっては個人の行動も私有財産も制限される。
これは軍国主義時代の再来ともなりかねない。
実際に発動するときは、専門家による諮問会議、国会への報告などのしばりはあるとはいうものの、これまでやってきた安倍流の「解釈変更
がまかり通る危険性はあります。
一体全体、この国はいつの間にこんな状態になったのだろうと、大いに慨嘆してしまいます。
けれど総選挙のたびに安倍政権は大勝する。つまり国民の大半が「安倍さんでいいよ」「ほかにいないからしかたないよ」と意志表明してきたのです。この反論には、グーの音も出ないまま来たのです。
(2020年3月14日)