【往還集146】6 とんでもないこと

「霞牛通信」は青梅の人武田秀夫氏の個人通信。その84号(2019年9月1日)はいきなりつぎのようにはじまります。

「午後2時。突然、通信を出すしかないなと思った。このところ、なんだか不安でしかたないのである。なんだかとんでもないことが内外に起きそうな気がして不安でしかたないのである。」

令和時代が幕を開けるとき、清新さを祝す言説はあちこちに見られた。
しかし危機的状況、想像の域を超えた惨劇は、改元前後から続発している。
中国軍は香港をつぶしに出るのではないか、台湾まで乗っ取ろうとするのではないか。欧州の状況もガタガタ、アマゾン地帯の火災は止まず、地球全体の温暖化にも歯止めがかからない。もし米中戦争がはじまったなら自衛隊はどうする?さらに世界規模の大戦になったなら、核兵器使用にもはや歯止めがかからないのでは?
このように多くの危機がたまりにたまっている。
(2019年9月8日)