一番町にショッピングセンター「フォーラス」があります。街に出たついでに立ち寄りました。その地下はアングラ系のファッション店が並んでいましたが、すっかり改造され、おしゃれな感じの空間に変身していたのです。
なにやら趣のある書店もある。
どんなのがあるのかと巡ってみてびっくり、穂村弘コーナーがあるではありませんか。
カレ、いつのまにこんなに人気のあるサッカになったのだろう。
『短歌』の4月号は「特集穂村弘」で、それをよんだばかりです。インタビューでカレ、
「短歌の世界にいると時間が止まったみたいに感じない?」
「僕の中では今も小池さんたちは四十代で、岡井さんたちが六十代、小島なおさんがずっと高校生のイメージのまんま。」
と発言する。
そういう穂村氏、自分のなかでは20代の青年のまま。
実際は1962年生まれだから、まぎれもない57歳。オジさんのカレを想像したこともない。
(2019年4月12日)