前立腺がんが見つかり、ホルモン療法に入って1年、数値が最低になったのでがんの有無を調べんものと、今日行ってきました。
MRI検査といいます。
体験者はご存知のように、仰向けのままドームへ送りこまれ、
ガンガン
ズンズン
ドッコドッコ
の音に取り巻かれる。
これまで4回受けましたが、そのたびに「まるで宇宙旅行のよう」というゆとりがありました。
しかし今日は40分がきつかった。
検査馴れしているはずなのに、この変化はなに?
気づいたことの第1は、若いときなら「家族のためにも仕事のためにも踏ん張らなきゃ
の動機があった。後期高齢の仲間に入った今は「意地でも生き延びよう
が薄くなり、「自然にまかせてよかろう」が頭をもたげてきた。
第2に、医療費には多額の金がかかり、薬品だって無限ではない、それならばむしろ、これからの若い世代にこそ、有効に使われるべきだと思いはじめたことです。
(2018年2月20日)