【往還集140】11 「みちのくYOSAKOI」の日・1

一番町壱弐参横丁の前

秋日和。
黄葉のはじまろうとするケヤキ並木。
並木と並木の間には、限りなく澄明な青空が。
願ってもない「みちのくYOSAKOI日和」。
1998年、当時高知大生で宮城県出身の学生が立ち上げ活動をはじめた。それがきっかけとなって年々盛り上がり、いまや全国各地から参加する大イベントに成長。
子どものグループ、若者のグループ、中年のグループ(さすがに高齢者のグループはまだない)が、華麗な衣装を身をまとい、空間いっぱいにはじけ飛ぶ。
久しぶりに心行くまで見物しようと街へと向かったのです、例によって早めの時間帯に。開始まで時間がある。
一番町を北から南へと歩く。
「壱弐参(いろは)横丁」まえのベンチに休むと、曲が流れてきた。
今日は「青葉城恋唄」でなく小田和正の曲。小田ファンの私、きっとキラキラしたいいことあるに違いないと、勝手に予感。
けれど今日の主題はこの事ではない。
(2017年10月8日)