荒浜の海辺はかなり整備されましたが、当時の凄惨さを物語る倒木は、今もいっぱい残っています。
なかには造型としても捨てがたいのがある。それをイラストにすることを思い立ってデジカメに収めてきました。
仕事が一段落したので、いよいよはじめようかと目のまえに写真を置き、鉛筆で描きはじめました。
同じ方法で以前にもやったことがあります。深山の倒木の写真をもとにした鉛筆画。われながらけっこう上出来。
今回もその調子ではじめたのですが、なんていうか、上面をなでている気がしてならない。
写真をなぞることからくるのか?
いや、それだけでなさそう、単なる「なぞり
を、荒浜の倒木たちが許さないのかもしれない、きっと、そう。
もう1度車を走らせて荒浜の海へ。
スケッチブックを広げ、1つまた1つとラフスケッチしてきました。
それと写真を目のまえにして、少しずつ描きはじめています。
(2017年8月20日)