【往還集139】8 『きんたろう』

3~5歳向けの「小学館の絵本シリーズ」があります。
何冊かを保存していますが、そのうちの1冊『きんたろう』を開いてみました。
あれあれ、この話、おかしいではないかと、今になって気づいたのです。
以下「 」は絵本からの抜粋、( )が私のつぶやきです。

「むかしむかしのことです。あしがらやまのおくのおくのほうに、きんたろうという、とてもげんきで、ちからのつよいこどもが、おかあさんとふたりきりで、すんでいました。」(まさかりをかついでいる子の体、ころころしていて、今でいう肥満児ではないか。お母さんとふたりきりとはナゼ?離婚?父親の病死または家出?シングルマザーのわけはなに?)

「やまのなかなので、おもちゃはありません。おもちゃであそぶかわりに、きんたろうは、まいにち、まさかりで、もりのきをきりたおしてあそんでいました。」
(むやみに伐ったりして自然破壊ではない?)
(2017年5月22日)