私の住んでいる町は、少子化問題が信じられないほどに子どもが多い。
数年まえに小学校が新設されたばかりなのに、それでも不足してプレハブの仮教室を増設された。
家のすぐ近くには児童公園があり、学校から解放された子どもたちが集まる。
その活発さはじつに楽しいものです。
つぎつぎと新しい遊びも工夫する。
今日は「すべりだいたまりっこ
をはじめました。
ひとりが滑ると、下でとまる。つぎがすべってまたとまる。とうとう7人がたまりました。
そこにまだ幼いモモちゃんが。
モモちゃんも仲間に入りたい。子どもたちはちゃんと配慮して「モモちゃんいちばんさいごにね」という。
けれどひとりではまだこわいから「ママもいっしょ」とぐずる。
ママは「わたしまで入ったのではーー」と、遠慮。
やってみたい、けれどこわい、とうとう泣きだすモモちゃん。
なにか、1冊の絵本を見ているような感じでーー。
(2017年5月16日)