「往還集」を連載しはじめたのは2003年8月発行の96号からでした。
それ以前にも「つぶて通信」を掲載していたのですが、いつしか1章を400字に限定して書くことをはじめました。
紙媒体だけでなくブログとしても発信して、今日にいたっています。
それにしても長い間、折にふれて書いているうちに「この話題、まえにもとりあげたのでは?」とわれながら怪しくなることが出てきました。年齢と共に脳の老化もさけがたい。
先日などは、宮城県産の銘酒について某誌に書く必要が出てきたのですが、名がどうしても浮かんでこない。
「ほら一番うまくて値段も高くて海の町の産だよ」と自分を叱咤するのにどうしても出てこない。
というようなわけで、「往還集」も同じ話題がくり返されるかもしれません。
そのときはどうか、「いよいよボケてきたか」と笑い飛ばしてください。
(なお銘酒の名は「浦霞」でした)
(2017年1月6日)