2016年12月7日
カジノ法案が可決されました。
金のためには犠牲者などそっちのけにするこの感覚。
人の道のあまりなる劣化に、憤然たる思いを隠せないでいるのですが、カジノ法案と同じように嫌悪感を覚えつづけてきたのは、食のゲームです。
先日とうとうご飯の早食い競争で犠牲者が出てしまいました。
世界を見渡せば飢餓に苦しんでいる国がいくつもある。
だのに食べ物をゲームにするとはなにごとかと、私はかねてから腹を立て、夏の流しソーメンにすら拒否感を表明してきました。
もし上のほうにいるものが、ペッと唾を吐いたらどうする?お年寄りが入れ歯を落したらどうする?
想像しただけでゾッとするではありませんか。
このような食イベントが全国のあちこちで開催され、悪いことにマスコミも地域起こしだとばかりにおもしろおかしく報道する。
汗水たらして農を営む人なら、食を遊びにするなんてけっして発想しない。