2016年11月25日
何の脈絡もなく高校時代の一シーンが浮かんできました。
水沢図書館に学友とよく行きました。
そこに若く美しい司書が配置されてきて、たちまち噂が広まりました。
しかもその人がクラス担任のフィアンセだというではありませんか。
こちらは興味津々、いよいよ図書館通いを重ねました。
とうとう結婚式前日。クラスのメンバーが大挙して図書館へ(ちなみに男子だけのクラス)。
玄関に整列し、司書の方を呼んでもらいました。
何事かと出てきたその方、目をまん丸くして立ち尽くす。
すかさずブラバンのトランぺッターが結婚行進曲を吹奏。
真赤に染まる頬。
吹奏が終わったところで、代表が花束を贈呈。
この件はもちろん担任にも秘密。
後日、新宅へ引越しするというので、仲間と手伝いに。
「あのときは、ほんとに恥ずかしくて、心臓が止まりそうだったわ」
といわれました。
こちらにとっては美しく懐かしい思い出です。