【往還集137】25 自分のスタイル

2016年11月24日
男性と女性には、持って生まれた性以外のちがいはない。
今やこれは大前提です、文化圏によって相違はあるものの。
だのに日常のなかにいて、やはりちがいがあるなあと思わされる場面がある。
そのひとつが散歩のスタイル。
スタイルといっても服装のことではない。男性は一人でもよく歩くが、女性にはそれが少ない。8割の女性は犬をつれている。犬の散歩を兼ねて自分も歩く。犬でもいないと一人では歩きにくいという、何かがある。
ただし時々一人で歩き走る女性がいます。少し増えてきたように私には思えます。
周りの目は気にせず、自分は自分のスタイルを貫く。
貫くといっても、決然とでなく、ごく自然に。
そういう姿に爽快さを覚えることがあるのです。都会なら何でもない風景ですが、地方ではまだまだそこまでいっていない。
人はだれでも、自分のスタイルを、ごく自然に生きるものでありたいと思うのです。