2016年9月27日
このところ自動運転車の開発が話題になっています。
世界各国が実用化に向けてスピードを上げている、わが国も後れをとってはならぬと、政府関係者まで語りはじめている。
私はこれに危惧を覚えています。自動運転になれば、高齢者も安全だなどと夢のような話になっていますが、もし事故が起きたとき誰が責任をとるかをはっきりしておかないと大変なことになります。
私の使っているアイサイトのシステムも、事故は搭乗者の責任になっています。
完全自動運転になっても、メーカーはけっして責任をとろうとはしないでしょう。
せめて半々の責任とすれば、本気で対策を立てるでしょうが、いざというときは逃げに回る。
オレオレ詐欺が出てきたとき、被害者と金融機関が責任を半々にしたなら、金融機関はもっと本気で対策を考えただろうと思ったものでした。
逃げの一手を保持するかどうかここに注目しています。