2016年5月28日
アメリカ大統領オバマ氏が27日の夕、ついに広島に立ち、原爆死没者慰霊碑に献花しました。
出発からの一部始終をテレビで見ていた私は、最後に被爆者と抱き合う場面には、率直に感銘を受けました。
だのにどうしても釈然としないことがあったのです。
それは安倍総理の存在。
彼が早めに広島入りしたのはいいとして、以後オバマにほぼひったりくっ付いている。そればかりかオバマ演説が終わると、今度は自分が長々とやりはじめた。
「あの忘れえぬ日に生まれた子どもたちが恒久平和を願ってともしたあの灯火に誓って、世界の平和と繁栄に力を尽くす。それがいまを生きる私たちの責任です。」
この文脈につづくとしたら
「そのためには平和憲法を守っていきます。」
が自然の流れ。
けれどそんなことは一かけらも口にしない。オバマを広島に立たせたのは自分の力だと世界へ誇示したかった、本音はそこにあったのでしょう。