【往還集136】4 「震災を詠む2016」

2016年5月23日
昨日は郡山の奥羽大を会場に、ハートネットTV「震災を詠む2016」が開かれました。
すでに「往還集」にも書きましたが、私は5年を過ぎたあとすっかり体調を崩して静養状態でしたから、ドタキャンをしないようあらかじめ「限りなく欠」と連絡していました。 
が、なんとか声帯が作動するようになり、不安を抱えながらも参加してきました。
今回の選者は東直子さんと私、ゲストは知花くららさん、生島ヒロシさん、司会は山田賢治キャスター、朗読は河野多紀アナウンサーです。
この企画には1回目から携わってきました。
初回は3・11の秋でしたから、会場の緊迫感は異様なほどでした。1首紹介するたびに観覧席も壇上も目頭を覆い、アナウンサーまで声をつまらせる状態でした。

「死に顔を「気持ち悪い」と思ったよごめんじいちゃんひどい孫だね」(高校生)

をはじめとする、感動作品もいっぱい生まれたのでした。