【往還集134】47 調理実習

2015年11月9日
高齢者向けの「これからも元気でいるための食事~講話と実習~」に参加してきた。小学校の調理室が会場。
調理に得手でない男性が多いだろうと予想して行ったら、女性が3分の2、しかも会場は満員。
講話が終わって実習に入ったらいきなり〈戦争〉である。
主食、主菜、副菜、汁物、デザートと種類が盛りだくさん。
1テーブルに4~6人が集まり、次々と作っていく。
できあがったところで会食。初対面の人たちと食べ合うのもまた格別。
けれど自分の求めているのとはちょっとちがう。
調理師がレシピを作成するのはひとつの創造行為だが、それに従ってわいわい作り合うのはほとんどスポーツだ。
私の望むのはレシピをなぞるのでなく、食材や調味など調理の基本を知ること。基本をもとにしてレシピを創作し調理すること。
編み物のときも、プロの設計は1度なぞっただけで終了、2度目からは、自分で図面を描いた。