2015年9月11日
今日は瑣末なことですが、気になる2点をとりあげます。
まず第1点。
明治大学法科大学院教授が、教え子に問題をもらしたと報道されました。
出題に関与する立場の人間が、教える立場にもあるなんて、一般人にはそもそも不可解。
そしてまた、もらした相手が「女子受験生」と性別を特定する報道も不可解。
なぜ、ただ「受験生」「教え子」ではだめ?「女子」と明示することによって、男女のただならぬ関係まで匂わせてしまいませんか。
第2点。
時々美術展へ行きます。
絵画の脇には解説も掲示されている。解説文は研究員や学芸員の腕の見せ所。描いた背景を知るのは鑑賞の役に立つこともある。
だがあまりにも中身に入りすぎて、作品の見方を誘導する傾向になりがち。
こちらは、ひとつの絵画と静かにじっくり対面し、対話したい。
そこに割り込んでくるなんて、よけいなおせわ。
解説は、ほんの最小限でけっこうです。