【往還集134】21 高齢者講習会

2015年8月27日
自動車の高齢者講習会を受けてきた。
これまでも免許更新のたびに免許センターへ行き、多人数での講習会は経験している。今度もそんなものだろうとたかをくくって会場の自動車学校へ行ったら、受講者はわずか3人。
交通安全の講義にはじまり、道交法改正の説明、運転適性検査、教習コースの実際の運転と、かなり濃密なものだった。
ほぼ3時間もかかり、終わったときにはさすがに疲れた。
はじめ受講料5600円は高すぎると思っていたが、実際にやってみて納得。自分の総合診断は「全般的にやや優れています」だったから今回は一安心だが、頭ではまだまだ老いていないと思っても客観的には徐々に変化が生じている。
そのことに素直に耳を傾け、老いとはどんなものなのかじっくり観察してみようという気持ちになってきている。
生・老・病・死の最大のドラマ、これを包含する〈自分という舞台〉を見逃す手はない。