川内原発一号機がとうとう再稼働した。
福島の事故と、それに伴う多数の人々の生活破壊が少しも収束していないというのに、わずか4年経ただけで再び原発稼働国になる。
こちらの神経は、いやでもささくれ立つ。私の周辺では太陽パネルがどんどん増え、節電にも意識的、電力自由化になったら金が高くなっても原発電力は買うまいという空気が広がっている。
だのにそういう意識変化に目を向けず、そればかりか多数の犠牲者を無視して再稼働へ突き進む。
ということは、犠牲を払ってでもやらねばならぬ大事なことがあるからなのだろう。
それがなになのか、こちらに来てきちんと説明してほしい。
核を手放したら国力が衰えるのです、核兵器も持てる体制にしておかないと近隣諸国にバカにされます、皆さんには申し訳ありませんが国としては手放すわけにはいかないのですというような本音をさらけ出してほしい。
(2015年8月11日)