【往還集133】43「脚光を浴びないけれど」

2015年5月19日
 私は結社にいないが、その良さはあると思っている。歌界で脚光は浴びないけれど長い間コツコツ作りつづけ、何となく結社全体が大事にする。そういう人のいる結社は良い場となっている。文学なのだから人物よりは才能が大事という考えも勿論ある。この正論にこだわる人は無理して結社にいることはない。