【往還集133】31「権限」

2015年5月10日
 教師にも管理職になったとたん、権限に酔いしれるタイプがいた。「自分は政府から付与された権限をもっている、それを行使して何が悪い」とまでは露わでないにしても、見え見えのタイプがいた。定年退職した後、教え子たちはもとより、元同僚も寄りつかない。その孤立も覚悟のうちなら、いうことはない。