【往還集133】30「寂しい風景」

2015年5月10日
 教師にとって危い年代は、40~50だ。生徒・父母とのトラブルに疲れ果て、こんなことで定年を迎えるのかと落ち込む日、プライドを手に出来るのは管理職への道しかない。そこで急に言動を保守化させ昇進の機会を狙う。若い日の教育の情熱なんてもはや過去の過去。こういう寂しい風景を何度も見てきた。