2015年5月3日
4月に入って『木俣修全歌集』をよみはじめ、「流砂」に入る。戦争終結の安堵感と、生活を脅かす飢えの日々。「ほとほとに人は飢ゑゆく夏闌けていく日の雨の地(つち)に寒しも」戦中は思いのたけをうたえなかった。戦後になって自由になるがまず出るのは生活苦の歌。こんなときに限って歌に力が出るとは。
2015年5月3日
4月に入って『木俣修全歌集』をよみはじめ、「流砂」に入る。戦争終結の安堵感と、生活を脅かす飢えの日々。「ほとほとに人は飢ゑゆく夏闌けていく日の雨の地(つち)に寒しも」戦中は思いのたけをうたえなかった。戦後になって自由になるがまず出るのは生活苦の歌。こんなときに限って歌に力が出るとは。