【往還集133】8「人間界」

2015年4月26日
 数日間家にこもって仕事し、食糧を求めてスーパーへと車を走らせる。店内には人があふれる。男も女も老いも若きも子どもも赤ちゃんも。その当たり前の事ことが何と新鮮で驚きにみちていることか。人は物を買い、カードでペタッと払い、おしゃべりして、帰る。まるで人間界へ紛れ込んだ、山人の気分だ。