【往還集132】 140字偶感篇(1)「自由律」

2015年1月25日
前田夕暮の自由律もつまりはツイッターでなかろうか。「草は私を知つてゐる、近づくままに・・・・にんまりとした表情をみせ」「人の後姿が眼につく秋なり、草にゐてひとりごとをいふ」(『烈風』)。ツイッターと、短歌と詩のちがいはどこにあるだろうか。それをしばらくじっと、しかしゆったりと考えてみることにする。