私は全国紙では「朝日新聞」を、地方紙では「河北新報」を購読している。「朝日」は全国紙のなかでも震災と原発の記事は多いほうだが、「河北」の量に比べたら問題にならない。
ちなみに今日の「河北」を開くと、1面に「わが防災減災」の連載記事があり、「あすへ 3・11掲示板」には、
「大切な人を亡くした方のわかちあいの会」「気仙沼 被災者支援特別行政相談所」
「ふくしま復興支援フォーラム」
などなどが満載されている。
他の紙面にも震災関係の記事はいくつもある。
あまりに多くてうるさいと感じるかどうかといえば、それは全くない。生活に密着しているからだ。
しかし遠くに住んでいる人には、わずらわしさが出てくるだろう。
このような落差を避けることはできない。原発がほとんど解決しないのに、再開・推進しようという動向にも、「日本脱出したし」の思いが募るばかり。
今日の私は、いつになく滅入っている。
(2014年7月12日)