【往還集129】1 年頭所感

いきなり「年頭所感」などを語っては総理にでもなった気分だが、年に1回ぐらいはお許しいただくとして。
「往還集」は折にふれて書き、ブログとしても流している。世界中ではブログなど何百億もあるだろうから、目にとめるひとはほんの少ししかいない。そのなかから取捨して年3回発行の「路上」に再録する。これまた250部ほどの発行部数だから、流行本に比べたらあってなきがごとし。
とはいっても購読者は、七面倒くさい評論などよりも「往還集」をまず読んでくださる。ありがたいといえばありがたい。
ところで肝心の年頭所感だが、「路上」はいくら長くても80歳が限度ではないか、うまくいけばあと9年、そこで幕を降ろしたいと考えはじめている。予約費の残金もぼけないうちに返済できる。そのあとどうするかまでは今日の所感には入っていない。ゆっくり、ゆっくり考えていくことにします。
(2014年1月1日)