映画「プラトーン」は監督・脚本がオリバー・ストーン。1986年に公開され、第59回アカデミー賞を受賞した。オリバー自身ベトナム戦争に従軍、その体験をもとに10年後に作った。
東日本大震災に関係する映画もいくつかは出ている。
しかし本格的なのはやっぱり10年後からだと思う。
もし自分も監督で、体力もあるならやってみたいところだが、百パーセント無理。せめて構想内容の一端を。
〈男川原発がメルトダウン。10キロ圏内には大きな海岸都市がある。いきなり全員に退避命令。住民たちはつぎつぎとバスに乗り込む。途中まで行って、子どもたちの遺体が散乱している、助かったのも学校屋上に孤立しているという情報が入る。親たちは、子どもを見捨てることはできない、引き返せとバスに迫る〉。
以下どうなるか。これ、単なる空想ではなく、あと一歩で現実となりかねなかったことです。
(2013年12月27日)