今日は1時から県民会館で宮城県短歌賞・歌人の集い。
ところが楽天祝賀パレードが重なってしまった。車ではとても行けない。8時に家を出、バス、列車を乗り継いで仙台駅へ。
降りたとたん、早くも異様な雰囲気。引っ切り無しの人出。
県民会館へ行く途中、自分も観客のひとりになってパレードを待つことにした。早暁から陣取った中学生たちは、座り込んで弁当を食べている。街筋は21万人で埋め尽くされた。事が起きれば大惨事になりかねないと、ヒヤヒヤする。
やがてスタートの11時、5台の大型バスがやってくる。分乗した選手たちが手を振る。「まーくーん!」「ぎんじー!」「おかじまー!」と黄色い声が弾け出す。
「ありがとー」の声が怒濤となって上がる。
朝雨の消えた天空には、イチョウとケヤキの黄葉がいっぱいいっぱいに舞う。
30分の大祭典はこうして、大歓喜の余波を残しつつ終わった。
(2013年11月24日)