はじまりがあれば、おわりもある。そんなことは最初からわかっていた。けれどついに今日が最終回、明日からはどうしようと虚脱状態になっている。
たかが連ドラというなかれ、「あまちゃん」のおもしろさはただの連ドラを越えていた。
私の視聴の仕方は以下のよう。7時30分になるとテレビのまえで、ヨガをしながら見る。昼も見ることがある。多いときには一日3回。それでも飽きない。クドカン(宮藤官九郎)の奇想天外なパロディがあちこちに仕掛けられていて、はめられてしまった。ヤススをここまでコケにして叱られないの?とひやひやするところまで、やった。
だが最大の難所は、なんといっても三陸の大震災。ここをどうこなすかだ。深刻ぶってはダメ、かといってオワライの種にもできない。
この難問を、なんとか乗り切った。
連ドラでほとんど失敗する大団円も、肩の力が抜け、クドカン的でヨカッタ。
(2013年9月28日)