【往還集127】39 トマト、カボチャ

炎暑もひとまず終わろうしている。畑仕事には、もってこいの季節だ。周辺に自生するコスモスも咲き出している。
今年も気候によってうまく育たない野菜があった。
反面、大豊作のもある。黄と赤のミニトマト、これは数本植えただけなのに、8月末にバケツ3杯分の収穫。しばらくしてまた2杯。それでもまだ終わろうとしない。
当然、こんなに食べられるわけがない。かといって捨てるのも惜しいので、ジューサーにかけ、ビニール袋に小分けして冷凍庫に入れる。それをパン食のときに出し、蜂蜜、リンゴ、バナナなども加えてジュースにする。われながら上出来の味。
カボチャもなかなか元気だ。雑草をとっては畑の隅に積んでいくが、いつの間にか小山になった。そこに去年、不要カボチャを捨てておいたら、勝手に芽を出し、ツルを伸ばし、ごろんごろんの大きい実に育った。この生命力には、ほとほと脱帽です。
(2013年9月5日)