先日、車のバッテリーが上がってしまった。エンジンをかけても、うんともすんともいわない。
幸い、街の駐車場だったから、会社に電話して間もなく来てもらった。
これが山のど真ん中だったなら、ほぼお手上げ。ぞっとする。
そしたら今度はパソコンが不具合になった。 これもまたお手上げ。
息子に来てもらってやっと修復し、今日から起動することができた。
マシンに関してはお手上げがいくらでもある。それが一気に集中してやってきたのが、3・11のときだった。生活を成り立たせているほとんどがストップ。
あのとき、いつの間にか文明にすっかり毒されていることに、打ちのめされた。結局、頼りになるのは人間の素手だということも再認識した。その素手をどれだけ養っているかが勝負なのだと、身に沁みてわかった。
つまり縄文人に戻れば、あわてふためくことはないのだと。
問題は、どこまで戻れるかだ。
(2013年4月11日)