家内に付き添って、レディス・クリニックへ。
色調を白系統で統一した、いかにも明るく清潔な館内。
外来待合室のほかに、奥の部屋には自由に出入りできる喫茶室もある。付添人もそこで待っていることができる。
いくつかのテーブルそれぞれに花が飾られ、無料の飲み物コーナーもある。コーヒー(うすい、こい)、リンゴジュース、アップルティー、水(ホット、コールド)、お茶。テレビ、赤ちゃん用のベッド、雑誌、そしてエレクトーン。壁面には診察者番号をしらせるパネルが。
私はコーヒーをのみ、つぎにリンゴジュースをのみながら感心してしまう。いたれりつくせりのサービスもここまできたとは。
クリニックのみならず、いばる時代はどんどん終わりを告げている。いばらない時代、サービスする時代へと移行している。
ただしそれですべてがうまくいくなら万々歳だが、実際はなかなか理想通りにはいかない。 (2012年7月25日)