「トロイメライ」
「印度の虎狩」
「愉快な馬車屋」
「ラプソディ」
「第六交響曲」
などなど。これらには正式の楽譜になっていないのもある。
それにしても大ホールとちがい、直近で聞くチェロはかなりの迫力だ。「印度の虎狩」などは、猫が目や額から火花を出すのも「なるほど」と納得させられる勢い。
参加者にあらかじめ質問事項を募ったら、何枚も集まってきた。
「山本さんがチェロにとりつかれた一番の理由は?」
「賢治の実際の演奏の腕前はどの程度?」「私は58歳。フルートを習っていますがどの程度まで上達できるでしょうか?」
などなど。
私のほうからも、
「オーケストラの指揮者と楽団員の関係は?」という興味深い質問を。
最後にプレゼント曲として「精神歌」「星めぐりの歌」を演奏してくれた。会場の皆さんも声高らかに合唱。いつもは肩の凝る講座だが、今回は皆で楽しめた。山本さん、ありがとうございます。 (2012年7月5日)