【往還集123】29 「被災圏からの発信」

「被災圏からの発信」対談「新聞歌壇と震災詠」花山多佳子さんと自分
「自由発言」の三原由起子さん。
「自由発言」 佐藤祐禎さん。
「自由発言」加藤英彦さん。

路上発行所主催の「震災詠を考える~被災圏からの発信」を昨日終わった。個人ではとてもやりきれないので、桜井千恵子さん、斉藤梢さんにも助力いただき、仙台文学館にも共催をお願いした。定員100名のところ、申込が200名を越え、会場外まではみ出してしまった。
第I部は「朗読+メッセージ」で直接の被災者名取の斉藤梢さん、閖上の柿沼寿子さん、気仙沼の小野寺洋子さん。
第II部は対談「新聞歌壇と震災詠」で花山多佳子さんと自分。
そして最後の「自由発言」には浪江出身の三原由起子さん、大熊からいわきに避難の佐藤祐禎さん、東京の加藤英彦さん、その他が発言してくれた。
この企画を私は昨年6月に構想した。従来の機会詠とは質量ともにかなりちがうことを目撃していたから。しかしどこの会場も破損がひどくて不可能。一年後にやっと開催できた。
ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。
(2012年4月2日)